カメラ目線でお願いします。

個人的な、いきもの図鑑。

世の中、逆さに見ると、おもしろい。

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ミュラーテナガザル@日本モンキーセンター

小型のテナガザル先輩。

ミュラーさんは、

体が灰色なのが特徴のようです。

 

なぜか、ひっくり返って、

こっちを見て、

笑っていました。

テナガザルは、人間に近いので、

やっぱり知能が高いのでしょうか。

笑うという感情があるようです。

 

ちなみに。

目の中を拡大すると、

カメラを構えている自分が、

写っています。

片目だけ、目線をいただきました。

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パンサーカメレオン@川崎水族館

片目だけ、そっち見とけばいいでしょ。

片目だけでも、ありがたいと思ってよ。

っていう感じのカメレオンさんです。

この左右の目をそれぞれ別々に動かせる、

っていうカメレオンの特技は、

いつ見ても、アメージングです。

なんかもう、

戦艦の砲座みたいです。

 

川崎水族館、カワスイは、

今年の夏にオープンした施設です。

駅前商業ビルの9階と10階という、

斬新な立地。

あ、サンシャインも同じか。

もう一つ斬新なのは、

水槽やケージごとにQRコードがあって、

それで説明が読み込めるという。

つまり、そのQRコードも撮っておけば、

帰宅してからでも、そいつが何者か確認できるという。

素晴らしいです。

 

魚類の沼は、手を出し始めたら、

底なしなので、あまり撮ってませんが、

水族館には普通の動物園にあまりいない、

爬虫類や両生類や、海生哺乳類がいるので、

たまに撮りに行きます。

頬が白くいないほうのカンムリヅルです。

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カンムリヅル@王子動物園

ホオジロカンムリヅルは、

かなりたくさんの動物園で見かけるのですが、

頬が白くないほうの、

ただのカンムリヅルは、

なかなか出会えません。

 

ちなみに、白くないのは、

ほっぺだだけじゃなくて体も。

濃いグレーの体の羽は、

けっこうかっこいいと思っています。

ピントが合わせずらいのです。

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オオアリクイ江戸川区自然動物園

大好きな珍獣のオオアリクイさん。

ミナミコアリクイは、けっこう、

いろんな動物園で暮らしてますが、

オオアリクイさんは、なかなか見ないです。

なのに、都内の小さな動物園にいるっていう。

灯台下暗し。

 

こういう口とかくちばしとかが、

どかんと前に出ている系のみなさんは、

目にピントを合わせるのが難しいです。

この写真もかなりピントが甘いですが、

まあ、カメラ目線はいただいているのと、

よだれがいい感じなのに免じて、

お許しください。

どんな時でも、カメラ目線は忘れません。

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チリーフラミンゴ@旭山動物園

もう寝る態勢なんですが、

カメラ向けると、ちゃんと、

小さな黒目をこっちに向けてくれます。

どんだけ、警戒心強いんだか。

 

フラミンゴさんは、

その独特の体とか姿勢とかも、

気になりますが、

羽とか羽毛の美しさも目を引きます。

この写真の羽とかも、

なんかもう、印象派

カメラ目線じゃなくても、

絵になります。

そのトカゲ、凶暴につき。

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ブラウンバシリスク@iZoo

なんか、北野武さんの、

バイオレンス系の作品の、

ポスターになりそうな。

ヤンキー風のにらみ方です。

やんのか、こら、

的な。

 

っていうか、普通のトカゲさんですけどね。

爬虫類のみなさんも、

意外と表情豊か。

何より、動きが遅かったり、

止まってたりすることが多いので、

撮りやすいという点でも、

自分的なポイントは高いです。

輪紋が確認できません。

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ワモンアザラシ@鴨川シーワールド

ワモンアザラシ先輩。

ですが、この子は、

黒光りすぎて、

輪紋がぜんぜん見えない……。

 

腹ばいアザラシは、

もうかわいすぎます。

ほふく前進する赤ちゃんみたい。

首がない感じも、またツボ。

撮っててあきません。

そんな、物欲しげな目で見つめないでください。

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ケア@那須どうぶつ王国

オウムの希少種、ケアさんです。

鳴き声が「キーアー」と聞こえるから、

命名されたとか。

また、ずいぶん、おおざっぱな。

犬なら「ワンワン」が名前になってしまう、

ってことですよね?

 

ともかく。

かなり頭が良くて、好奇心旺盛な鳥さんです。

カメラを向けると、

一心に見つめてくる感じが、

いかにも頭良さそうです。

おなかいっぱいで、動けません。

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シロテテナガザル王子動物園

動物を撮るようになってから、

しばらくの間、

シロテテナガザルを、

シロテナガザルと思ってました。

だから、この子のように、

黒い個体が不思議でした。

なんのことはない、

白手の手長猿でした。

 

シロテさんは、けっこう、

どこの動物園にもいます。

そして、鳴き声がかなりうるさいです。

ちゃんと長い尾っぽを撮ってよ。

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トサノオナガドリ@羽村市動物公園

ちょっ、顔しか撮ってくんないんなら、

普通のニワトリと変わんないじゃん。

 

ごめんよ、

いい感じにカメラ目線をくれたみんなを撮るっていう、

コンセプトの特性上、

基本、顔しか見てないんだよね。

 

それに、カタカナで、

トサノオナガドリ、

って書かれても、

すぐには、

土佐の尾長鶏

はイメージできなかったんだよ。

かゆいところにも、足が届きます。

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キタキツネ@旭山動物園

キタキツネ先輩です。

アカギツネの亜種だそうです、

ウィキさんによると。

まあ、普通に、

ちょっと鼻のとがった、

犬ですけどね。

 

四足歩行の動物さんは、

足を器用に使いますね。

ただ、自分がこんなことしてるのを、

想像すると、

あんまりうらやましくはありません。

流し目がセクシーです。

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ルリコンゴウインコ@那須どうぶつ王国

動物園インコの王道、

コンゴウインコさんです。

たいてい、ルリさんとベニさんがいます。

このルリさんは、

ちょっと顔の隈取が、

独特な感じがします。

 

よく放し飼い的にされてるんですが、

飛んで行ってしまわないのは、

羽の一部を切っているから。

うーん。

彼らに自然に暮らしてもらうことと、

身近に観察して興味を持ってもらうことの、

両立はなかなか難しいようです。

なんのポーズですか?

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ワオキツネザル日本モンキーセンター

大胆なポーズのワオキツネザルさん。

原始的なサルで、体温調節が苦手だから、

こうやって日光浴をするんだとか。

ちょっと、お相撲さんの所作にも似てる。

 

ワオさんは、

ほとんどの動物園で見かけます。

しかも、そんな荒々しい性格じゃないから、

放し飼い的な展示も多いです。

写真も撮りやすいみなさんです。

見返り美トカゲ。

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グリーンバシリスク@iZoo

振り返りの構図の美しさは、

トカゲでも一緒です。

ただ、この子が男子かもしれないという、

一抹の不安はありますが。

 

今調べて知ったんですが、

バシリスクってイグアナ系なんですね。

なんかドラクエとかの影響だと思いますが、

バシリスクってドクトカゲのイメージが。

イグアナ科なら、少し優しい感じになります。

毛並みとかは、美しい部類に入ると思うんですけどね。

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アフリカハゲコウ@天王寺動物園

アフリカハゲコウ先輩。

けっこう、その黒い羽根とか、

えり巻っぽい羽毛とか、

なかなか美しいと思うのですが、

このお顔と、

写ってないけど、正面から見た肉だれとかで、

世界一醜い鳥とか言われている、

可愛そうな鳥です。

 

でも、ウィキさんによると、

ムスリムの世界では、

神聖な鳥って見なされてるような記述も。

この写真も、

なんか異国情緒あふれてて、

個人的にはお気に入りです。