シフゾウさんは、
四不像、と書きます。
角はシカ、首はラクダ、
蹄はウシ、しっぽはロバ、
みたいなのですが、
そのどれでもない、
という意味のようです。
うーん、ややこしい。
顔はウマ、ってのも加えて、
五不像でも良い気もするし。
っていうか、結局、
シカの仲間だし。
野生で絶滅し、
中国の皇帝の庭でも絶滅し、
ただヨーロッパに持ち込まれていた、
個体だけが生き残ったという。
それを増やして、いま中国でも、
ちょっとずつ増えてるって言う。
日本ではこの熊本のほかに、
多摩でも見たことがあるんですが、
彼らもそのヨーロッパで、
生き延びたみなさんの子孫なんでしょうね。
名前の由来だけでなく、
その歴史もいろいろややこしいです。